私たちの仕事は誰もが見えるところではありません。でも完璧に管を作る「縁の下の力持ち」なんです。

学生・教員を含め8,000人が利用する徳島大学。巨大施設も私たちの仕事場です。校舎から浄化槽への排水管を施工させていただきました。

集合住宅や巨大施設は、万が一排水が漏れていたら多くの方々に迷惑がかかります。「排水管から漏れそうだ」と気づけば一刻もはやく工事にかからないと建物にも被害が及び、将来的には固定資産の価値を下げてしまいかねません。私たちは修復はもちろんのこと、管を「更生」させることにより、保証できるほどの強度を持った排水管に生まれ変わらせます。

作業風景

バルーン設置
エポキシ樹脂をクロスに染み込ませたバルーンを設置

バルーン流込
パイプから共有排水に向け、バルーンを空気圧にて流し込んでいきます。

バルーン到達
排水管の反対側にてバルーンが届くのを待つ。

バルーン固定
この樹脂とバルーンが、ハンマーで叩いても割れないほどの管になります。

完成写真
こちらが完成した「更生管」です。大きな溝も問題なく施工できます。

この排水溝は更生すれば地面を閉じてしまいます。誰にも見られないのが残念ですが、しっかりと役割を果たしています。